そのかわいらしさ愛らしさで人間を癒してくれる猫。
もちろん生き物ですから、他の動物同様に病気にも気を付けなければなりません。

しかし気を付けていたとしても、もし飼っている大好きな猫ちゃんが、
「食事をあまり食べないし、水ばっかり飲んでいる」
「下痢や嘔吐をしてしまった」
「咳やくしゃみをしてダルそう」
といったように具合悪そうにしていたら心配になっていまいますよね。

今回は、そうした時に猫がどういった病気にかかっている可能性があるのか、またその症状と対処法について見ていきます。

猫がかかる病気の種類は?

猫がかかってしまう病気にはどのような種類があるのでしょうか?猫も人間と同様に哺乳動物ですから、実は人がかかる病気と基本的には同じものが多いんです。

病気や疾患の名前をみて、「そういえば聞いたことあるものばかり」と思われる方もいるのではないでしょうか。その猫のかかる病気や疾患のおおまかな種類はこちらです。

内臓に関する病気

猫の内臓系に関する病気は、本当にさまざまです。猫は腎臓の病気が比較的多いことでしられています。腎臓の機能については排尿とも関係が深く、尿石症や尿路結石などといった病気につながることもありにも注意が必要です。

肝臓の病気や疾患も人間の食べる食事やフードの食べすぎなどが原因でダメージを受けることもあり肝臓病などの疾患につながることもあるので注意です。また、胃や腸など消化器系の疾患や病気も食事との関連性が高く、日頃のケアが大事になってきます。

呼吸器に関する病気

猫の呼吸器に関する病気には、咽頭炎、気管支炎、喘息、肺炎肺気腫、肺水腫、気胸、胸膜炎、乳び胸、横隔膜ヘルニアなどがあります。

どれも人間もかかるものですので病名を聞いたこもがあるものも多いのではないでしょうか。

皮膚に関する病気

猫の皮膚に関する病気も多くあります。代表的なのは皮膚の炎症です。

猫はもちろん一部の品種をのぞいては、毛が生えていますので皮膚の様子は直接は目で見ることは難しいですが、脱毛をしていたり、耳の後ろなど特定の部位を足でしきりに掻くことがあったら皮膚になんらかのトラブルが発生している可能性があります。

その皮膚に関する病気の原因ですが、ノミアレルギーやツメダニの寄生があるいはなんらかの最近による感染症が考えられます。

さまざまな感染症

人間の場合、感染症の代表的なもののひとつは風邪があります。風邪は実は風邪という病気があるわけではなくて、咳やタン、発熱といった症状として出るさまざまな感染症の総称なんです。

猫もそのようなさまざまな感染症にかかります。たとえば、「猫のインフルエンザ」とも言われる猫カリシウイルス感染症です。その原因は猫カリシウイルスに感染することによって起こります。

また、「猫風邪」とも言われる猫ウイルス性鼻炎気管炎もよく知られ、ヘルペスウイルスが原因です。

参考記事

猫にも風邪ってあるの?初期症状や対策について

それぞれの病気の症状は?

猫も人間同様、さまざまな病気にかかることがお分かりいただけたと思いますが、その症状はどういったものがあるのでしょうか。

症状を見ることによって、病気の種類がどういったものかを推測する手掛かりになり、後述しますように、症状や病気によってどのように対処すればいいかを判断する材料ともなります。

内臓に関する病気の症状

猫の腎臓病や腎臓の疾患の症状はどんなものがあるのでしょうか。

腎臓の機能としては体内の老廃物や尿を輩出しるなど、体の中の水分のバランスを調整する働きがあります。

従って腎臓が悪くなると水をたくさん飲むようになったり、トイレの回数やオシッコの量が増えたり減ったりといったことが起きてきます。

肝臓病や肝疾患の症状は、腎臓の病気と同じくよく水を飲むようになったり、倦怠感を感じているようだったり、痩せたり下痢や嘔吐をしたりといった事が起こってきます。

消化器系も人間と同じように嘔吐をしたり下痢をしたりしますので、症状からある程度の病気の種類の推測は可能です。

呼吸器に関する病気の症状

呼吸器に関する病気のうち、気管支炎について見ていきます。猫の気管支炎は人間と同じく外気から吸い込んだ空気を肺に送る、管上の気管支炎に発生する病気です。

病名のとおり、その管上の気管支炎が炎症を起こして腫れが起こって、管の内側が狭くなってしまいます。猫の症状としては、そのことで息をしずらそうにしたり、食欲が無くなったり、乾いた咳を頻繁にしたりといったことが出てきます。

皮膚に関する病気の症状

猫の皮膚の病や疾患は大きくわけて次の原因があります。

まずノミやダニなどの寄生中、そしてアレルギー、そして細菌やカビです。

いずれにしろ症状としては皮膚が炎症することになります。

そして、皮膚に関する病気の場合は、まず目で見てわかるのは、毛が抜けるということです。特定の部位などが集中して毛が抜けてしまっていれば、前述した原因によって皮膚に炎症が起こっていることのひとつのバロメーターということができます。

またフケが多く出るような場合も同様の疾患の可能性がありますので、病気や疾患を見つける上での手掛かりになります。

参考記事

猫の耳ダニはどうやって駆除、治療したら良い?放置したらどうなる?

さまざまな感染症の症状

猫カリシウイルスの感染症の場合は、人間の風邪と同様、口内炎、熱、鼻水、くしゃみ、食欲不振などが現れます。

比較的、症状として分かりやすいものが多いですので、猫ちゃんの様子に変化があるのをすぐに察知でき可能性が高いでしょう。

ヘルペスウイルスに感染して起こる猫風邪は、猫カリシウイルスとは違い、目に現れやすく結膜炎によって目ヤニが出ることが多くあります。

目ヤニ自体は他の原因でも出ますし、すぐに病気とは言い切れない場合も多いですが、猫風邪の場合は、風邪と言われるだけあって、クシャミをしたり鼻水を出したりすることもありますから、複合して症状が出る場合は、ヘルペスウイルスに感染していることを疑ってみる必要があるでしょう。

症状別対処法について

日中の猫ちゃん

それぞれの病気の種類と症状についてみてきましたが、その対処法にはどういったものがあるでしょうか。

すでに症状として現れている場合と、病気や疾患が起こる前に予防できる部分もあるので、その点についてもみていきます。

内臓に関する病気の対処法

腎臓や肝臓、消化器の病気への対処法ですが、まず症状が出る前に、日頃の食事に気を付ける事がポイントになってきます。

塩分が多い人間と同じ食べ物は与えず、また本来猫が口にする肉や魚といったタンパク質を中心としたものを与えるのが基本になってきます。

症状が明らかな場合はすぐに動物病院に連れて診てもらうようにしましょう。

呼吸器に関する病気の対処法

猫の呼吸器の病気の場合、その原因はウイルスや細菌による感染症や寄生虫のが気管に入ったことによる炎症、異物が入ったことによる炎症などが考えられます。

原因が感染症の場合は、抗生物質の投与などが必要になってきますし、気管支炎などは重症化すると命にかかわることにもなりますので、速めに動物病院に連れていって診察を受けさせることをおすすめします。

皮膚に関する病気の対処法

皮膚に関する病気の対処法は、体の特定の部位の脱毛やフケがたくさん出る場合には、ダニやノミが原因になっている事が多く、市販のダニやノミを除去する薬などを使う方法もあります。

原因が最近やカビ、アレルギーの場合は、家庭で対処することはなかなか難しいですから、皮膚による病気の場合も同様に症状が現れたら、すみやかに動物病院に連れていくことも重要です。

参考記事

猫をブラッシングしてるとフケっぽいものが沢山?猫にもフケってあるの?

さまざまな感染症の対処法

猫カリシウイルスの感染症や猫風邪の対処は、抗生物質の投与による治療などが基本になります。また猫カリシウイルスの場合は、ワクチンもあるので、予防のために接種させることも大事です。

従って動物病院に連れていき獣医師さんに診てもらうのが良いでしょう。また飼い主さんとしても猫を触る前に手を洗って、猫が感染症にかかるリスクを減らすことも大事になってきます。

まとめ

いかでしたか?

猫の病気と種類、症状、対処法について見てきました。

内臓に関する病気は、日ごろの食事の内容を見直すことで予防できますし、気管支炎などの呼吸器系や皮膚の疾患、猫カリシウイルスや猫風邪などは、手洗いを慣行することで飼い主の方が外から原因となるウイルスや細菌を持ち込まないことで防ぐことも可能です。

また病気全般でいえば、かわいがっている猫ちゃんがいつもと様子が違うな?少しおかしいな?と思ったら早めに病院に連れて行き獣医師さんに診せるようにしましょう。

そうすることで多くのケースで病気が悪化する前にきちんとした対処をすることにもつながります。

そして猫ちゃんの健康を維持して少しでも長く猫ちゃんと一緒に幸せな時間を過ごしてください。